「“聖イニエスタ”の再降臨」と現地紙絶賛! 9年前の伝説弾に続く大仕事に「名手だ」
今も語り継がれる伝説のアウトフロント弾
イニエスタとスタンフォード・ブリッジで語り草となっているのは、2008-09シーズンのCL準決勝第2戦のこと。この日もチェルシーの守備網を前に攻めあぐねてバルサ敗退が濃厚と見られたが、後半アディショナルタイムにメッシのパスを受けたイニエスタが、ダイレクトのアウトフロントシュートを叩き込んで決勝進出をもぎ取った。このゴールを現地ではゴラッソ(スペイン語で素晴らしいゴール)とかけて、「イニエスタッソ」と今も呼ばれているほどだ。
あれから9年、同紙はこの日の採点でイニエスタにチーム最高点となる8点をつけ、「名手だ」と記している。9年前のシーズンはリーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯、そしてCLの三冠を達成したが、イニエスタが敵地で再び放った輝きは、バルサを栄光に導くのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images