「済州の重罰は不可避」と中国メディアが蛮行を非難 乱闘騒動の“被害者”浦和を擁護
乱闘騒動とAFCから処分内容を紹介 「済州の選手は突如制御不能になった」
済州ユナイテッド(韓国)は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ戦で数々の蛮行を起こし、アジアサッカー連盟(AFC)から選手やクラブへの処分が下された。済州は暴力事件の一方的な加害者となり、これまでアメリカやイングランド、イタリアなど各国メディアからその行為が批判されてきたが、中国地元メディア「騰訊体育」電子版でも「済州の選手は突如制御不能になった」と報じられている。
5月31日に行われたACLラウンド16の浦和との第2戦で、済州は3失点を喫して2戦合計2-3と逆転負け。数々の暴力行為を働き3人の退場者を出すなど、その蛮行により世界から非難を浴びた。そしてAFCは、退場処分となりながら試合後に主審に危害を加えたDFチョ・ヨンヒョンを6カ月間の資格停止と制裁金2万ドル(約220万円)、浦和MF阿部勇樹に肘打ちを見舞ったDFペク・ドンギュに3カ月間の資格停止と制裁金1万5000ドル(約165万円)などを科している。
同メディアの記事ではAFCからのこうした処分内容を紹介し、改めて済州の蛮行をレポートしている。
「状況が敗退に近づくと、済州の選手は突如制御不能になった。選手は抗争に突入した。済州の控え選手、ペク・ドンギュはタッチラインに殺到し、阿部勇樹をエルボーでノックアウトした」
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