ミラン本田に辛口批評を続けた伊メディアも感服 惜別弾を称賛「全ての選手にとってお手本」

ホーム最終戦でFK弾の本田、伊メディア「日本人は再び主人公となった」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、現地時間21日に行われたセリエA第37節でホーム最終戦のボローニャ戦で途中出場し、直接FKを決めて今季初ゴールを決めた。3-0の勝利後に今季限りでのミラン退団を明言した日本人アタッカーに対して、イタリア全国紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「ホンダ、ミランに別れを告げるゴール。全ての選手にとってお手本」と特集を組んでいる。

 本田は後半11分にピッチに送り込まれると、積極的にシュートを狙うなど精力的な動きを見せた。すると同28分、ゴール正面23メートルの位置で得たFKのチャンスで、本田が短い助走からゴール右サイドを狙った左足シュートを放つ。スピード十分で鋭く曲がって落ちるとGKミランテの手を弾き飛ばすようにサイドネットに吸い込まれた。

 ゴールが決まるやいなやチームメートから手荒い祝福を受けた本田。この場面にクローズアップし、同紙は「日本人は再び主人公となった」と絶賛。「長い期間にわたって雌伏の時を過ごしたが、栄光の日曜日を過ごした。ボローニャに対してUEFAヨーロッパリーグ(EL)圏内を確保する2-0のゴールをマーク。これが彼の今季初ゴール、そしてサンシーロでのラストゴールとなった」と振り返り、ミランのEL出場権確保へ重要な一撃となったことを記している。

 

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