ミラン本田、左足首捻挫は予想外の“重度” 指揮官「とても腫れていた」と明かす
オーストラリア戦での競り合い後、着地で足首をひねる場面も
ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、日本代表FW本田圭佑の左足首捻挫が思っていた以上に重度の状態であったと明らかにした。16日の敵地キエーボ戦を前に記者会見に臨んだモンテッラ監督は、ワールドカップ予選の代表遠征から再合流した選手の状況について説明した。
「みんな元気に戻って来たが、本田だけ足首がとても腫れていた。足首の捻挫で、とても腫れている」
指揮官はこう語っている。ミランは公式サイトで14日の練習を「左足首の小さな問題で別メニュー調整となった」と報告していた。しかし実際は“小さな問題”ではなく、重度の捻挫だったという。
本田は11日のロシア・ワールドカップアジア最終予選の敵地オーストラリア戦で1トップとして先発。前半5分に原口のゴールをアシストしたが、競り合い後の着地で足首をひねる場面もあった。
本田は今季リーグ戦で7試合連続先発落ちが続いており、出場時間はわずか19分と完全なベンチ要員と化している。メンバー入りが23人(プレミア、リーガ、Jリーグなどは18 人)と多いセリエAにおいて、本田の不在はチームにさしたる影響を及ぼしていないが、巻き返しを図るうえでタイミング悪く離脱となってしまった。今季限りで契約満了となる本田にとって、今の状態が続けば“戦力外”へと追いやられかねない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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