浦和の武藤がG大阪戦で会心のリベンジ弾! 「必ずこのスタジアムで決める気持ちだった」
「ミートだけを心掛けました」と左足を一閃。J1通算30ゴール目を叩き込む
まさにリベンジ達成という一撃だった。浦和レッズのFW武藤雄樹は、4-0と勝利した1日のG大阪戦でチームの2点目を決めて勝利に大きく貢献した。J1通算30ゴール目を決めたアタッカーは、このG大阪戦について「必ずこのスタジアムでゴールを決めるという強い気持ちだった」と語る。
浦和の1-0リードで迎えた後半5分、ペナルティーエリアのすぐ外、右45度付近でボールを持った武藤は、攻撃陣にマークが付かれていると見るや左足を一閃。この一撃が日本代表GK東口順昭の守るゴールのニアサイドを破り、2-0とリードを広げた。
「相手の寄せが甘かったし、時間もあったので思い切り狙いました。相手に当たったけど、あそこでシュートを打ったからこそのゴールだったと思う。ミートだけを心掛けました」
笑顔でゴールを振り返った武藤には、埼玉スタジアムでのG大阪戦に並々ならぬ思いがあった。昨年11月28日のチャンピオンシップ準決勝、浦和は本拠地でG大阪と対戦。1-1と同点のままもつれ込んだ延長戦で、G大阪のDF丹羽大輝のバックパスのミスがゴールポストに当たり、そこからのカウンターでG大阪が決勝点を決めて話題になったゲームだった。